真空コンクリート工事(リング工法)
真空コンクリート工法とは
真空コンクリート工法は、コンクリートミックスに含まれる余分な水分と空気を真空ポンプを用いて抜き取ることにより、コンクリート内部の密度を高める技術です。これにより、コンクリート内の空隙率が低下し、圧縮強度が向上します。また、細かい孔が減少することで、水や化学物質の浸透が防がれ、耐久性が向上します。この工法は、特に基礎工事、橋梁、トンネル、および水門など、高い強度と耐水性が要求される現場に適しています。

オーシャンの真空コンクリート工事3つの強み
延べ10万平米以上の施工実績、
真空コンクリート業歴20年以上
オーシャンは国内でもトップクラスの真空コンクリート工事の施工実績があります。現場と工法を熟知したオーシャンなら、どんな現場でも対応できます。
大型現場でも
スピード対応可能
オーシャンでは真空コンクリート工事の専用機械を複数台所有しているため、大型現場での急な依頼にも迅速に対応できます。
年間数十現場以上の
真空コンクリート施工実績
オーシャンでは現在でも大規模現場を中心に、年間数十件以上の真空コンクリート実績があります。
真空コンクリートリングとは
真空コンクリートリングやOリングは、真空コンクリート施工時に使用される部材の一つで、主に密封性を高めるために利用されます。これにより、真空状態を効果的に保持し、コンクリートの品質を向上させることが可能です。

真空コンクリート工法(リング工法)の施工手順
規定通りの配合コンクリートの打ち込み及び天端均しを行う。
コンクリートの天端均し完了後、滑り止めリング配置図を基準として定規に合わせる。
設置したリングをトロウェル等にて不陸調整も行う。
設置した○型リングの上に真空マットを被せ、真空ポンプを可動させ、真空マット面がコンクリートに密着するように十分に圧着させ、10~15分程度真空マット面を真空状態にする。
真空処理をして余剰水の脱水を行う。
真空マットにて脱水・移動後 ○型リングが埋め込まれた状態で再度トロウェルにて不陸調整を行い平滑にする。
一度金鏝押えをした後、刷毛引きにてコンクリート天端を仕上げる。
刷毛引き仕上完了後、コンクリートの硬化具合を確認してから埋め込んだリングを錐状のもの(アイスピック)で抜き取っていく。
コンクリートの養生はコンクリート天端の固化状態を確認後行う。





